会長挨拶

このスローガンには、私たちライオンズクラブがこれまで大切にしてきた奉仕の精神と、それを次の世代や地域へ「つなぐ」という強い意志を込めています。 福山南ライオンズクラブは、1992年のチャーターナイト以来、福山港の美化清掃活動とバラ花壇の設置・維持を30年以上継続してまいりました。 この地道な活動は、青少年とその保護者をはじめ多くの地域の皆様と共に行う奉仕として育まれ、2017年には国より緑綬褒章を拝受いたしました。 またこれまでに国土交通大臣表彰を含む4度の表彰も賜っており、私たちの活動が社会に広く認められてきたことを大変光栄に思っております。 福山港と多度津港を結ぶフェリーの運航が終了した後も、目立たない場所だからこそ継続すべきという想いのもと、私たちはこの活動を守り続けております。 そこには、誰かのために静かに行動するという奉仕の本質があると信じております。 時代が変化しても、「誰かのために行動する心」は変わりません。 一人ひとりの想いをつなぎ合わせることで、やさしさや思いやりが地域に広がり、心と心がつながる社会が築かれていくと信じています。 奉仕は一方通行ではなく、心と心の対話であり、互いを思いやることで育まれるものです。 We Serve（われわれは奉仕する）の精神のもと、会員同士、地域社会、そして未来を担う若い世代とのつながりを大切にしながら、明るく、楽しく、前向きなクラブ運営を目指してまいります。 これからも福山南ライオンズクラブは、地域とともに歩み、次の時代へとつながる価値ある活動を積み重ねてまいります。 皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます